初の全国挑戦
3月21日〜23日に渡り愛知県で開催された、
「東日本大震災復興支援 第40回記念 全日本クラブバスケットボール選手権大会」に
アースフレンズのバリバリチームが出場してきました。
今年は40回の記念大会ということで大会の規模が拡大され、
各都道府県代表の47チームと開催地枠の1チームによる48チームが出場し、
3日間のトーナメント戦が行われました。
アースフレンズは組み合わせ抽選により、2回戦からの登場。
全国の猛者たちが集まる中で、初の全国大会優勝への挑戦が始まりました。
会場には東京からも多くのファンの方が駆けつけてくださり、
チームのシャツを着て、応援席をブルーに染めてくれていました。
初戦の相手は、山形県代表の山形ベスラベナ。
試合開始から、アースフレンズは#25大野の2連続3ポイントを皮切りに連続得点をあげ、
開始2分で13-0と一気にリードします。山形はたまらずタイムアウトを請求。
しかしその後もアースフレンズは攻撃の手を緩めず、27-12とリードして第1ピリオド終了。
第2ピリオドに入っても、アースフレンズは激しいディフェンスで相手のミスを誘い、
ロングパスによる速攻や#0クリス選手のゴール下などで着実に得点を重ね、
46-23のダブルスコアで試合を折り返します。
第3ピリオドに入ると、山形のシュートが決まりだし、一時点差を詰められますが、
第4ピリオドに入ると連携プレーで再度引き離し79-50で試合終了。
快勝で3回戦に駒を進めました。
3回戦の相手は、開催地枠として出場の地元チーム「PROLINE」。
スターティングメンバーのうち4人が体格の良い外国人選手、うち1人は207cmという全国でも異色のチーム。
(クラブチームの大会では、外国人選手の制限はありません)
ジャンプボールはアースフレンズがボールを確保し試合スタート。
アースフレンズは前日同様#25大野の3ポイントシュートで先制すると、
高さの不利をスピードとパスの連携で巧みにかわしてシュートを決め、第1ピリオドを25-14でリードします。
しかし、第2ピリオドに入ると、アースフレンズは外角からのシュートが思うように決まらず、
このピリオドの得点が7点に抑えられてしまいます。
徐々に高さのアドバンテージが出始めると、相手にシュートを押し込まれ、32-29の3点リードで後半戦へ。
第3ピリオドに入ると、#35高山の得点で36-29とリードを広げたアースフレンズでしたが、その後約5分に渡り得点が止まってしまいます。その間、相手に連続12得点を許してしまい、追われる展開から横転会へ。
残り4分、アースフレンズは#9齊藤のフリースローようやくスコアが動くと、フルコートのプレスディフェンスを仕掛け逆転を狙いますが、相手の得点を抑えられず、44-49の5点ビハインドで最終ピリオドへ。
第4ピリオドに入ると、相手にさらなる追加点を許し、点差は9点にまで開きます。アースフレンズは点差を縮めることができず、我慢の時間が続きます。
しかし、残り5分を切ったところで、#0クリスのゴール下シュートが決まると、直後の相手のボールをカットしてカウンターからの#8入戸野のシュート、そして、#10渡邊の値千金の3ポイントシュートにより、残り2分半で1点差まで一気にリードを縮めることに成功します。イケイケムードのアースフレンズですが、相手も全国レベルのチーム。ここからの1点を簡単に決めさせてはくれません。
逆転できないまま残り時間が少なくなっていき、残り11秒で60-63の3点ビハインド。
アースフレンズは最後のシュートをキャプテン#25大野に託しますが、シュートはリングを通過せず、そのままタイムアップ。
60-63で3回戦敗退となりました。
目標としていたクラブ日本一は達成できず、今シーズンの全ての試合が終了となりましたが、
昨年の県大会3回戦敗退から、目覚ましい進化を遂げることができました。
また、多くのファンの方が声を枯らしながら応援をしてくださり、
他のチームが注目するほどの声援を送り続けてくださいました。
バリバリチームの今シーズンの試合は、今大会を以て終了です。
1年間、熱い応援をありがとうございました。
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