脅威の女子プレーヤー得点率でミックスバスケの魅力全開!
陽射しの強い1日となった6月16日。経験者わいわいGAMESが品川区の宮前小学校にて開催されました。
この日のGAMESでは、前回は故障によって参加できなかったクリス・ブラウン選手がゲストプレーヤーとして復活参加。さらに、高山師門選手も飛び入りの形で参加し、バリバリチームでゴール下を制す長身2名がそろい踏みとなりました。
そして、いつもは運営側にまわっているスタッフたけしも、先週行われたスタッフわいわいGAMESで再燃したのか、この日はプレーヤーとして参戦しました。
この日は、師門選手を助っ人に迎えたチームイエローと、クリス選手を助っ人に迎えたチームブルーの2チームに分かれ、間にスキルチャレンジを挟み4クォーター制の2試合が行われました。
それぞれアップをしっかりとこなしたあと、第1戦目が開始。
序盤から両チームのゲストプレーヤーがリバウンドやディフェンスなどで存在感を発揮。素晴らしい連携プレーなども見られたがシュートが決まらず、第1クォーターは4-4で終了。
第2クォーターは互いに得点率の高い女子(※1)にシュートが入りはじめ、一気に点の奪い合いに。フリースローも獲得したチームブルーが21-16とリードして前半終了。
後半に入ると、チームイエローが女子の連続3ポイントシュートなどで一気に点差を引き離し、ダブルスコア(※2)までリードを広げます。しかしチームブルーも負けじと女子得点を中心に追い上げ、40-31とチームイエローリードで最終ピリオドへ。最後も点の取り合いとなりますが、わずかにチームイエローの勢いが増し、60-47でチームイエローが逃げ切り勝利。
試合と試合の間に行われたスキルチャレンジでは、両チーム対抗でドリブルやシュートスキルを競い合うドリルが行われました。
最初のドリブルスキルチャレンジでは、チームイエローが着実にポイントを重ね、2連勝。続いて行われた3種類のシュートチャレンジでも、チームイエローが先行して1勝を獲得。惜しいところまでいきながら負け続きのチームブルーでしたが、続く長距離シュートの対決では大きくリードしてようやく1勝目をゲット。最後のシュート対決はイエローが制し、通算4-1でイエローがスキルチャレンジ対決でも勝利。
両チームとも、このチャレンジの間も笑顔でチームメイトを応援し合う姿が見られ、チームワークが感じられました。始終笑顔や笑声の絶えない、にぎやかなスキルチャレンジとなりました。
そして、第2戦目の開始。最後に1勝をあげたいチームブルーでしたが、チームイエローの連係プレーを抑えられず、15-11で第1クォーターはイエローがリード。
しかし、第2クォーターからはクリス選手のダンクで息を吹き返すと、高いシュート率で連続得点をあげ、最後はクリス選手がブザービーター(※3)の3ポイントシュートを沈め、30-23とチームブルーが逆転して前半終了。
後半は両チームとも疲れが見え始め得点が伸びない時間が続き、チームブルーが10点以上リードしながら終盤へ。ところが、ここからチームイエローが女子の3ポイントシュートなどで一気に点差を縮め、残り1分を切って47-47の同点に。
延長戦突入の可能性もありうる展開となりましが、チームブルーが値千金のシュートを沈め、49-47の2点差でチームブルーの逃げ切り勝利となりました。
両チーム1勝1敗で幕を閉じた今回の経験者わいわいGAMES。
いつも勝利の鍵となるのは女子の得点ですが、今回は出場した3名の女子得点の合計がなんと100点を越えるという女子の脅威の活躍ぶりに両チームからは拍手と歓声があがっていました。女子の活躍の凄さはもちろんですが、女子のシュートチャンスを作り出した男子の紳士的なプレイや、仲間の活躍を喜ぶ姿が今回の素晴らしい試合を生み出した要因となった事でしょう。
白熱した試合となり体力勝負なところもあったかと思いますが、それでも試合中も、試合の合間もわいわい掛け声を出し合いながら笑顔で楽しんでいる参加者の皆さんに、スタッフも一緒になって楽しめました。
また、今回は両チームともに個人エントリー同士による即席チームであるにも関わらず、1日の間に男女間や助っ人プレーヤーとも見事なまでの連携が飛び出す、チーム力のアップがみられる日となりました。試合の合間には、スタッフや助っ人選手達と1on1をしたり、なぜか得意技(?)を見せ合ったりと、有意義に楽しむ姿もみられました。
参加者のみなさん、お疲れ様でした。
これから暑さが増々厳しくなってきますが、給水をしっかりとって、夏もわいわいバスケを楽しみましょう!
※1 女子の得点は通常の2倍
※2 ダブルスコア:相手の得点の2倍の得点を取り、リードすること
※3 ブザービーター:タイムアップ直前に放たれたシュートが、タイムアップ後にゴールに入り得点としてカウントされること
【レポート】Kimmy
【写真】Hicky
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